初任者研修ノート(その3の①)
今回の講師は看護師の人だったので、医学的な内容にも少し触れていた。
介護における生活支援の考え方
本人にとっての必要性をニード、欲求をデマンドという。例えば・・・
「お腹空いたから何か食べたい」 = ニード
「お寿司食べたい」 = デマンド
こんな感じ。要するに満たされていないといずれ健康に支障が生じるのがニードで、そうでないのがデマンド(言い様によってはワガママ)という区別でいいだろう。デマンドは時に理不尽であり、サービスの一環としてデマンドに応えてしまっていたがために結局それ以上継続できなくなってしまうことをケア破綻というそうだ。
介護における生活支援ではニードだけ満たしてあげればよくて、デマンドには応じなくてOK(ただし、これはあくまでも基本的な考え方の話なのであしからず)。
体の仕組み
機能としては大きく二種類に分けることができる。
- 生命維持
- 運動・身体制御
部位名称
また、これらの部位はさらに体の中心線からの距離で内側(ないそく)・外側(がいそく)と呼び分ける。
参考:
http://www.takatsu-chiro.com/yougoshu/name-body.htm
(テキストの図はもっと細かいのだが著作権上問題があるかもしれないので)
バイタルサイン(正常時の目安)
- 体温(35 ~ 37)
- 脈拍(60 ~ 100 / 分)
- 血圧(140 / 90)
- 呼吸(16 ~ 20 / 分、ただし変動や個人差が大きい)
- 意識(返事の有無で判断)
障害の理解
障害とは
- 継続的(不治)
- 生活に支障
障害者基本法で定義されているらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95
障害者等級で1〜7級まで段階分け(数字が小さいほど重い)されており、福祉サービスの利用要件となっている。
用語
- ICF(国際機能分類)
-
ICIDH (国際障害分類)
障害に面した本人や家族の心理
ショック →( 否認 → 悲しみ・怒り )→ 適応・受容
特に、()内の段階を支持的態度で受け止めることが大事。また、これらの期間には個人差があり逆流もあり得るので注意。
長いので分けます。